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光触媒洗浄水と連続油水分離を利用した
PCB混入廃トランスの新規抜油・洗浄法
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New suction/cleaning technique using
photo-catalyst cleaning fluid and continuation
water/oil separation for the waste transformer
contaminated with a low level of PCBs
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光触媒による画期的な抜油・洗浄法の開発に成功
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光触媒洗浄水は、酸化チタンとアパタイトと鉄を複合化した可視光で働く光触媒粒子などを加えたもので、光の照射により油などの有機物を水や二酸化炭素に分解することができます。PCB含有油が入った廃トランスから油を抜いた後、内部を光触媒洗浄液で洗浄することにより、トランスの内壁に付着した油が分解されるとともに剥ぎ取られ、トランスは清浄化されてリサイクルできます。剥ぎ取られたPCB含有油は連続的に光触媒洗浄水から分離され、回収されます。そして光触媒洗浄水は、その中に混入して残っていたPCB含有油が光触媒により分解されて清浄化されるため、繰り返し使用することができ、廃水も出ません。
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洗浄水と反応し浮かび上がった油
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分離したトランス油
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洗浄後のトランス内部
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容器洗浄とは
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PCBの入った容器洗浄について、油を入れたバケツを例に説明いたします。
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まず、中の油は別の容器に移し焼却処理しますが、バケツの内側には油が付着したままです。
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残った油を完全に取り除かなければ、バケツを廃棄したりリサイクルすることはできません。
そこでこれまでは、有機溶剤を使用して洗浄されてきました。
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洗浄液に有機溶剤を使用した場合の問題点
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有機溶剤は油を溶かすことができます。
洗浄槽にバケツと有機溶剤を入れると、バケツに付着した油は徐々に溶け出します。
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やがて油は有機溶剤全体に拡がり、バケツの外側にも接触しますが、清浄な有機溶剤と繰り返し入れ替えることで、残留油の濃度を低下させることができます。
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しかしこれでは、取り除く油の量に比べ大量の有機溶剤が必要です。また、油を含んだ大量の有機溶剤は専用施設で焼却しなければならず、環境負担と処理コストが増大します。
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光触媒洗浄水を使用した場合
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光触媒洗浄水は水性の液体です。強力な分解力でバケツに付着した油の結合を断つと、比重の軽い油は水面に浮きあがります。
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水面に漂う油をオーバーフローさせ、洗浄槽から排出したあと、油水分離装置で油だけを分離し廃棄することができます。
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洗浄水に混入した油も、光触媒により分解し浄化されるので、廃水等の心配もなく、繰り返し使用することができます。
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安全性・経済性の比較
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有機溶剤系の洗浄液と弊社開発の光触媒洗浄水EP-01の、安全性・経済性について比較いたしました。
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安全性
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比較項目
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有機溶剤
(アルコール類)
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光触媒洗浄水
EP-01(水系)
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揮発性
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有
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無
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可燃性
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有
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無
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爆発性
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有
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無(常温・常圧)
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臭気
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有
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無
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毒性
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有
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無
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排気・排水・廃液
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有
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無
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消防法
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対象
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対象外
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安全度合
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危険!
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安全!
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経済性
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比較項目
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有機溶剤
(アルコール類)
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光触媒洗浄水
EP-01(水系)
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洗浄液費用
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高い
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安い
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設備
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複雑・大規模
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単純・簡易
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処理量
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少量
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多量
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処理時間
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長
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短
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洗浄液使用期間
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短期消耗
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循環追加
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防爆対策
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必要
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不要
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使用エネルギー
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大
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少
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処理コスト
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高額!
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低額!
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事業者の皆様へ
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金属容器や銅線・ステンレスの部材等は全てリサイクルし、油だけを焼却処分。
光触媒洗浄水を循環使用する、排気廃水のない省エネで画期的なシステムです!
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世界中でPCB廃棄物の処理が急がれています。
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弊社では、この技術を広くご利用いただけるよう、早期の技術認定取得を目指し関係機関と調整を重ねています。
現在、容器洗浄で莫大なコストを負担されている自家処理業者様や、新規に微量PCB抜油洗浄処理事業をご検討中の皆様の中で、弊社抜油洗浄システムにご関心をお持ちの事業者様はぜひ御一報ください。
国が定めた2016年までのPCBの処理完了に向け、精一杯尽力して参りたいと考えています。
2011年1月31日
(株)エコプライズ 代表取締役 阿部 浩道
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契約に関するご注意!
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弊社の技術を、弊社の許可なく営業活動しているものがいるようですが、弊社とは一切関係ありませんので、お気を付け下さい。
もし、そのようなことがございましたら、直ちにご連絡いただきますようお願いいたします。
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株式会社エコプライズ
名古屋市千種区東山通5-113 オークラビル5F
電 話 052-782-6519
FAX 050-1418-7975
お問い合わせ
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